TEL 042-333-0009

時 間 午前9~12時、午後4~7時
休診日 火曜日・祝日

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WSAVA Pain Guideline 2022 を読み解く

2025年08月03日

WSAVA Pain Guideline 2022 を読み解くというwebセミナーがJVBP(日本臨床獣医学フォーラム)から配信されていましたのでシリーズ1-7のうち1-2と4(3はまだ配信されていませんでした)を受講しました。

まずWSAVAの説明からですが、World Small Animal Veterinary Associationと言いまして日本語では世界小動物獣医師会と訳されます。
当院では混合ワクチンをうつときにワクチンのガイドラインの話を必ずしていますが、そのワクチンのガイドラインを発表しているのがWSAVAとなります。WSAVAは他にも動物福祉や歯科、栄養など多くのガイドラインを発表していて、その中に動物の痛み管理についてのPain Guidelineがあります。
この度WSAVA Pain Guideline 2022について国内の麻酔の先生方がお話するwebセミナーがゾエティスジャパン様協賛でJVBPから無料で!配信されましたので受講してみました。

以前からWSAVAのPain Guidelineに興味はありましたが、言語が英語なのでなかなかきちんと理解して実際の診療に活かすようなことはできていませんでした。今回は世界標準の麻酔や疼痛管理について国内の麻酔の先生方が日本語で説明して下さるとのことでありがたく受講させて頂きました。
シリーズ4の「去勢術および卵巣子宮全摘出術/卵巣摘出術(猫・犬)の麻酔」では、普段から行われている去勢術や卵巣子宮全手駆出術における世界標準の麻酔方法および鎮痛について北海道大学の田村純先生がお話されていました。
いくつかのすぐに対応できるような鎮痛方法や鎮痛に対する考え方がありましたので、次の手術から飼い主様にお話して対応していこうと思いました。