RECOVER CPRを再履修しました。
RECOVERとはThe Reassessment Campaign on Veterinary Resuscitation の略語で、大まかに言うと犬猫の心肺蘇生法の世界的ガイドラインです。

もう何年前か覚えていませんが、RECOVER提唱者のDr.Fletcherが来日して日本で初めてRECOVERの実習が行われると聞いて実習を受講しに行った記憶があります。最後には数名のチームでモデル犬（精巧に作られたセンサーやコンピューターが内蔵されたぬいぐるみ）の心肺蘇生を行うという試験がありました。試験に合格して認定証も頂いていましたが、認定証には2年間の有効期間があってもう２年以上経過しているので失効していると思っていました。
先日、日本獣医救急治療学会からメールを頂きましてRECOVERのWEBコースを再受講すればもう一度認定証を発行するとのことだったのでRECOVER CPRを再履修しました。

RECOVERは一次救命処置（BLS）と二次救命処置（ALS）、症例の評価から構成されていますが、確か以前も心電図の波形と脈圧による症例の評価が少しややこしかった記憶があって今回もやはり少しややこしかったです。所々で挟まれるテストは80点以上で合格になるのですが、無事に全てのテストで80点以上がとれました。
心肺蘇生の技術や知識の維持に役立ったと思います。