TEL 042-333-0009

時 間 午前9~12時、午後4~7時
休診日 火曜日・祝日

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輸血の適応疾患と限界

2022年12月12日

日本獣医輸血研究会 学術講習会 輸血の適応疾患と限界を受講しました。
日本獣医輸血研究会認定輸血コーディネーターの認定プログラム5になっていました。
講師は東京農工大学 内科学研究室  井手香織先生でした。

輸血の適応疾患には貧血、血小板減少、凝固異常、低蛋白血症などがありますが、残念ながら動物の輸血用血液のための血液バンクのようなものはありません。よって輸血用の血液は非常に貴重な医療資源になります。
おおまかには、一時的に輸血適応にはなっているが外科手術や内科治療他によって問題が解決可能で、この先いつまでも輸血をしなくても済むような場合に輸血を検討するというような内容でした。
また下痢血便がなかなか治らないで輸血をしてみたが、無くなってしまった動物の死後の解剖で腸間膜の血管に血栓が詰まっていたというようなお話もありました。輸血すればなんでも良いほうに向かうというわけではないのですね。

輸血は生体移植であって時に命が危うくなるような副作用も出る可能性のある医療行為です。
本当に必要な症例を選んで適用していくことが重要だと思いました。