薬理学の基本（基本となるPK/PDなど） 麻酔ブートキャンプ2022を受講しました。
講師は日本動物高度医療センター名古屋の飯塚智也先生でした。
飯塚先生の麻酔の講義は毎回わかりやすくて面白いので今回も期待していましたが、今回は厳しかったです。

薬物の体内でのクリアランスのお話では肝臓を空気清浄機に例えてお話をされていてとても分かりやすかったのですが、コンパートメントモデルのお話からやや置いて行かれた感じになってコンパートメントモデルの速度係数の計算のお話やどのパラメーターを用いるかというようなお話は完全に置いて行かれました。
普段から薬物を動物に投与した場合にどのような血中濃度曲線を描くかとか今の時点での血中濃度はこのくらいかな？と考えて薬物を使っていますが、その原理のお話でした。
講義のはじめの方で薬物動態学の基本が学べる本の紹介がありましたのでそちらで勉強してみたいと思います。