TEL 042-333-0009

時 間 午前9~12時、午後4~7時
休診日 火曜日・祝日

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臨床で使える胆道系/膵臓/門脈シャントの画像診断

2023年04月28日

臨床で使える胆道系/膵臓/門脈シャントの画像診断というwebセミナーを受講しました。
講師はスカイベッツの小野晋先生でした。
総胆管や膵臓の超音波での描出や門脈体循環シャントの画像診断はなかなか難しくて、(通常の)膵臓だと「ん~~?これ?・・・かな?」という感じで検査していることもよくありますし、以前受講した腹部超音波実習でも講師の先生はササっと総胆管を描出してこうやるんだよと教えて頂きましたが自分でプローブを持って検査するととたんにアレ?ってなってました。

小野先生は総胆管や膵臓右葉・膵体部・シャント血管の描出に右肋間からの描出を勧めておられました。
日大の坂井先生がよく右肋間からの肝臓越しの大動脈・後大静脈・門脈・総胆管の描出の話をされているので当院でも時折やってはいましたが自信を持って検査できていませんでした。
小野先生は、右の肋間から膵臓と十二指腸を描出してそのままプローブを頭側に移動させれば総胆管が描出できるとお話されていました。
しかし、やはり超音波検査で通常の膵臓をきれいに描出するのは小野先生でも難しいようでランドマークとして膵管や膵十二指腸静脈を使っているとお話されていました。
以前より少し自信を持って総胆管・膵臓の超音波検査ができそうな気がしました。