日本獣医画像診断学会認定講習会 腹部超音波診断法１ 消化器系を視聴しました。
日本獣医画像診断学会認定講習会は認定医試験受験を受けるためには受講が必須になっている講義ですが、同じテーマで色んな先生方がお話をされています。今回はスカイベッツの小野晋先生が講師をされていました。

小野先生は肝臓・消化管・膵臓の超音波検査ついて大まかな部分をお話されていました。
肝臓のお話では総胆管や胆のうの評価を右胸壁からするとお話されていました。
この頃総胆管や門脈の評価を右胸壁からするとお話されている先生が増えていて、当院でも肝臓の超音波検査をする際は最後に右胸壁からプローブを当てて観察しています。まだ右胸壁から肝臓を見る経験値が高くなっていないのでまだまだここが動脈でここが静脈で門脈がここってことは総胆管はこの辺かなと順を追ってみながら考えている段階です。右胸壁から肝臓をパッと見て「ん！？おかしいぞ！」と異常に気付けるほどにはなっていませんが早くそうなるように頑張っていきたいと思います。
小野先生のお話で肝臓の尾状葉乳頭突起の描出や消化管潰瘍の画像の説明などは新しい知識としてありました。今後に活かしていきたいと思います。