TEL 042-333-0009

時 間 午前9~12時、午後4~7時
休診日 火曜日・祝日

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続・仮説演繹法を用いた診断ステップ 第28回日本獣医がん学会

2023年07月19日

続・仮説演繹法を用いた診断ステップというシンポジウムを視聴しました。
司会は日本小動物がんセンター 小林哲也先生、パネリストとして日本小動物がんセンター 原田慶先生 スカイベッツ 小野晋先生 ノースラボ 賀川由美子先生 IDEXXラボラトリー 小笠原聖悟先生が登壇されていました。

前回の第27回日本獣医がん学会でも同じメンバーで仮説演繹法を用いた診断ステップというシンポジウムは行われていましたが、「仮説演繹法とは」という仮説演繹法についての解説以外に「犬と猫の鼻出血」、「犬の肺腫瘤」、「犬の口腔内腫瘤」、「高カルシウム血症」、「犬の肛門周囲腫瘤」、「犬の肝臓腫瘤」、「X線で認められた骨融解」7つのテーマのうち「犬と猫の鼻出血」と「犬の肺腫瘤」の2つのテーマまでしか終わりませんでした。今回のがん学会では3つ目の犬の口腔内腫瘤からを続・仮説演繹法を用いた診断ステップとして続きとしてやったようです。このシンポジウムは会場の先生方からチャットを通してあがってくる質問に各分野の専門家がその場で答えるという体制になっていて、その分お話がなかなか前に進まないのですが細かいところまで専門家が即時に答えてくれるのでとても勉強になります。
今回も会場から多くの質問があがってきてそのひとつひとつの質問に各分野の専門家であるパネリストの先生方が丁寧に答えていらっしゃいました。
しかし、予想通り今回もすべてのテーマが終わるわけでは無く「犬の口腔内腫瘤」と「高カルシウム血症」までで時間が来てしまいました。恐らく次回のがん学会で続・続・仮説演繹法を用いた診断ステップというシンポジウムが開催されると思います。