TEL 042-333-0009

時 間 午前9~12時、午後4~7時
休診日 火曜日・祝日

TEL 042-333-0009

時 間 午前9~12時、午後4~7時
休診日 火曜日・祝日

精巣腫瘍の診断と治療 日本獣医麻酔外科学会

2023年01月05日

精巣腫瘍の診断と治療 日本獣医麻酔外科学会学術集会を視聴しました。
講師は岐阜大学の森崇先生でした。

精巣腫瘍の分類と発生状況、診断方法、治療方法などについてお話されていました。
最初にツールドフランスを7連覇したランスアームストロングのお話をされていました。
ランスアームストロングは精巣腫瘍が脳転移までしたそうですが、抗がん剤で寛解まで行けたそうです。
しかし、犬の精巣腫瘍で寛解まで持っていける抗がん剤は残念ながら現在のところありません。
治療のお話ではセルトリ細胞腫のエストロジェン中毒にリチウムやロミプロスチムを用いて治療した報告のお話をされていて勉強になりました。放射線治療が効く場合もあるそうなので治療の選択肢のひとつとして覚えておきたいと思います。