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画像検査から考える内分泌疾患 獣医画像診断学会
画像検査から考える内分泌疾患 獣医画像診断学会
2023年01月12日
画像検査から考える内分泌疾患 獣医画像診断学会を視聴しました。
第71回日本獣医画像診断学会の教育講演としておこなわれた講演の録画配信で、講師は岐阜大学の西飯直仁先生でした。
西飯先生は副腎、上皮小体、膵臓(インスリノーマ)の病気について画像検査に絡めて、病気の分類や診断方法などについて多くの報告に基づいてお話されていました。上皮小体機能亢進症の診断ではVeterinary Radiology&Ultrasoundに2010年には上皮小体の短径の平均は1.7mmと報告されているが、岐阜大学で上皮小体機能亢進症と診断された犬の上皮小体の短径はほとんどが3mm以上だったとお話されていました。
高カルシウム血症があった場合は、PTHなどの測定をするのも必要だと思いますが上皮小体のサイズを測定するのもこれからは必要なんだなと思いました。