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犬・猫の皮膚糸状菌症のガイドラインの紹介と現状について
犬・猫の皮膚糸状菌症のガイドラインの紹介と現状について
2022年11月14日
犬・猫の皮膚糸状菌症のガイドラインの紹介と現状についてのwebセミナーを受講しました。
講師はWCVD(World Congress of Veterinary Dermatology )の伴侶動物における皮膚糸状菌症の診断と治療ガイドラインの作成委員の加納塁先生でした。
世界の皮膚糸状菌症についてのガイドラインと国内の皮膚専門医によって作られたガイドラインについてお話されていました。
猫のFIV・FeLV感染によって糸状菌感染のリスクは上がらないというお話や診断はひとつの検査だけでなくウッド灯検査・直接鏡検検査・培養検査などによって総合的に判断すべきというお話、猫の感染の99%がM.canis(ウッド灯で光るタイプ)などのお話は興味深かったです。
やはり猫で皮膚糸状菌の感染を疑うときはウッド灯検査は外せないみたいですね。