あててみよう！犬猫の喉頭と気管の超音波検査というタイトルのwebセミナーを受講しました。
講師は呼吸器で有名なAMC末松どうぶつ病院の末松正弘先生でした。

喉頭と気管の超音波検査による画像検査をしてみようということなんですが、喉頭や気管の評価を目的に超音波検査をしたことは今まで1回もありません。喉頭や気管の近くにあるリンパ節の評価や甲状腺の評価のために超音波検査をすることは良くあるので喉頭や気管を描出してはいるのですが、喉頭や気管をどのように評価していいのかが分からなかったと言いますか、喉頭や気管を評価しようあるいは評価したいと考えたことさえもありませんでした。
末松先生は喉頭の動的評価や構造的評価のポイントについて論文や実際の症例の動画などを用いてお話されていました。
呼吸の状態がよくない症例で喉頭や気管の問題を考えた時に、超音波検査はとても有用なツールになると思いました。これからは呼吸器の問題がある症例についても超音波検査を活用していきたいと思います。