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若い猫の腸管の超音波所見 これを見たらどうするか? Vets ManaViva 消化器部屋
若い猫の腸管の超音波所見 これを見たらどうするか? Vets ManaViva 消化器部屋
2024年05月27日
Vets ManaViva 消化器部屋 5月のテーマ 若い猫の腸管の超音波所見 これを見たらどうするか?というwebセミナーを受講しました。
Vets ManaViva 消化器部屋とはネット上のサロンのような場所で、ホストは日本小動物医療センター付属小動物消化器センターの中島亘先生です。
Vets ManaVivaでは毎月何かしらのお題が出て、お題に沿った問題に事前に答えてからしばらくすると問題の解説と答えの動画が配信されます。
今回は若齢の3症例の猫の消化管の超音波検査所見について自分なら針生検を勧めるか内視鏡生検を勧めるか経過観察を勧めるかを事前に答えてから中島先生の解説動画を視聴しました。
中島先生は健康な犬猫の消化管にはリンパ濾胞やリンパ濾胞が集まったパイエル板が多く見られることや若い犬猫ではリンパ節が大人の犬猫よりも大きいことについてお話されていました。
また犬で筋層が厚めの症例では筋層の縦走筋と輪走筋の間に線維化が見られて消化管の5層構造が7層構造に見えることがあるが、これも病的な所見ではないので注意とお話されていました。
今回の3症例の超音波画像所見については症状がないことやSAA(炎症マーカー)が上がっていないことまだ若齢で腫瘍を疑いにくいことなどから、3症例の全ての超音波検査所見について経過観察でいいとお話されていました。
中島先生の話はいつも分かりやすくて自分の診断能力がすごく上がった気がするのですが、実際は。。。どうでしょうか?
(出来るだけ頑張ります!)
でもとても有益なお話を聞けるのでいつも楽しみにしています。
今回もアカデミックでしかも実際の診療に役立つお話でした。