-
一次診療施設で実施する超音波スクリーニング検査(心臓編) 1.猫の心筋疾患(心筋症)へのアプローチ 2.犬の代表的な先天性心疾患先天性心疾患
一次診療施設で実施する超音波スクリーニング検査(心臓編) 1.猫の心筋疾患(心筋症)へのアプローチ 2.犬の代表的な先天性心疾患先天性心疾患
2023年08月03日
一次診療施設で実施する超音波スクリーニング検査(心臓編) 1.猫の心筋疾患(心筋症)へのアプローチ 2.犬の代表的な先天性心疾患先天性心疾患というwebセミナーを受講しました。
超音波スクリーニング検査はシリーズセミナーで今回はその第4回目でした。
講師は獣医総合診療サポート 循環器科の佐藤浩先生でした。
佐藤先生はセミナーの前半で犬で比較的遭遇頻度の高い代表的な先天性心疾患として動脈管開存症(PDA)・肺動脈(弁)狭窄症(PS)・心室中隔欠損症(VSD)を挙げてこれらの病態と心臓超音波検査についてお話をされていました。
後半では猫の心筋症について主に2020年に発表されたACVIMの猫の心筋症についてのガイドラインに基づいて猫の心筋症として肥大型心筋症・拘束型心筋症・拡張型心筋症それぞれの病態や考え方、検査で測定すべき項目についてお話されていました。
全ての検査項目は第1回にお話されていた心臓超音波検査で習得すべき基本断面にて検査が可能になっていました。
佐藤先生は心臓超音波検査は誤差の出る検査だから可能な限り基本に忠実に検査をして世界で一番正確な検査をするようにと以前からよくお話されています。
心臓超音波検査は当院でもよく行う検査ですが、佐藤先生が言うような「世界で一番正確な検査」ができているかというとまだまだな気がします。
なかなか難しいですが、頑張って正確な検査ができるように精進します。