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日本獣医画像診断学会 検定講習 骨格レントゲン読影法1・2
日本獣医画像診断学会 検定講習 骨格レントゲン読影法1・2
2023年01月18日
日本獣医画像診断学会 検定講習 骨格レントゲン読影法1・2を視聴しました。
日本獣医画像診断学会の検定医になるための検定試験を受験するには全ての検定講習11科目を受講する必要があります。
講師はスカイベッツの小野晋先生でした。
小野先生は、骨格レントゲンの撮影のお話からされていました。mAsを上げてkVpを下げてコントラスト強めの画像で撮影するようにとのお話や、長骨の撮影は1肢ずつ近位と遠位の関節を入れて直交する2方向から撮影するようにというような基礎的なお話がありました。跛行(足をかばったりひきずったりする正常でない歩行のこと)を主訴に来院されることもたまにあるのですが、レントゲン撮影はとても大変です。
病変部位が例えば左の膝だと特定された時でも左の膝の縦横、比較のために右の膝の縦横で4枚の画像が必要になります。病変部位が特定されないとさらに大変になりますね。
骨折や骨腫瘍、関節炎、靭帯損傷のレントゲン読影のお話もありましたが、読影にはきれいな画像が必要なので撮影をちゃんとやってくださいという基本的ですがとても重要なお話をされていました。