鼻・鼻咽頭の画像診断 CT/MRI VS 内視鏡 を視聴しました。
第７１回日本獣医画像診断学会の教育講演で講師は日本獣医生命科学大学の藤田道郎先生でした。
先生は前日にアルコールを飲んで騒ぎすぎたそうで、声はガラガラでした。

講演では、先生が実際に診察されたいくつかの症例について稟告や身体検査から何を考えてそれぞれ画像検査結果からどのように診断に至ったかをお話されていました。
タイトルはCT/MRI検査と内視鏡でどちらが有用か？といった感じでしたが、内容はどちらも必要というような感じでした。
CTやMRI検査では診断されなかった病気が内視鏡で生検することで診断がされたいくつかの症例について触れていましたが、内視鏡では局所の状態を把握することはできるが病気の拡がりがわからないのでやはりＣＴ/ＭＲＩ検査が必要だというお話でした。
しかし、異物が鼻や鼻咽頭に詰まった症例や生検をしないと診断できない症例ではやはり内視鏡が威力を発揮しているようでした。
内視鏡イイですね。