TEL 042-333-0009

時 間 午前9~12時、午後4~7時
休診日 火曜日・祝日

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胃拡張捻転症候群 日本獣医麻酔外科学会学術集会

2022年12月28日

日本獣医麻酔外科学会の学術集会 胃捻転拡張症候群を視聴しました。
講師は折尾動物病院の永野慎一先生でした。

胃拡張捻転症候群は急性発症で短時間で犬が亡くなる怖い病気です。
何かしらの原因(原因については諸説ありますが、はっきりとしたものは分かっていません)によって胃が捻転して胃内にガスが貯留し後大静脈や門脈を圧迫して還流障害を起こします。
ほとんどの場合捻転の外科的な整復と今後の発症予防のための外科的な処置が必要となりますが、経験豊富な永野先生でも死亡率は大体20%ほどあるそうなので手術をすれば助かる病気というわけでもありません。
講義では胃拡張捻転症候群の病態生理、捻転方法、固定方法、胃壁が壊死していた場合の対応方法などについてお話されていました。