見つけた時にちょっと困る腫瘤の診断と治療 消化管腫瘤というwebセミナーを受講しました。
見つけた時にちょっと困る腫瘤の診断と治療シリーズの7回目で、講師は毎回日本小動物がんセンターの原田慶先生です。

消化管と言っても胃、小腸、結腸に発生しやすい腫瘍がそれぞれ異なっていて、動物種と部位によって鑑別診断が異なるのでそこは覚えなくてはいけないようです。
多くの実際の症例のレントゲン画像や超音波画像を用いながら、症状と画像検査から次に針生検をするのか内視鏡による粘膜生検をするのか開腹下で全層生検をするのか受講しているこちら側も頭を使って考えていくセミナーでした。
治療についてもそれぞれの腫瘍や病気について論文データを示しながら平均生存期間や寛解率について触れたり、がんセンターではこのような治療をしていますというようなお話があって非常に勉強になりました。