細菌性膀胱炎におけるISCAIDガイドラインを読み解くというwebセミナーを受講しました。
2011年にISCAID(International Society for Companion Animal Infectious Desease)から発表された細菌性膀胱炎についてのガイドラインが2019年に改訂されました。
主に改訂された2019年のガイドラインについて東京大学の茂木朋貴先生がお話されていました。

ガイドラインでは、無症候性（症状がない）細菌尿や無症候性膀胱炎では抗生物質による治療を推奨していません。散発性膀胱炎や再発性膀胱炎の定義や治療についてもガイドラインにはどう書いてあるのかお話されていました。

2011年のガイドラインから2019年に改訂されてからややあやふやな所もありましたが（ガイドライン自体がややあやふやだったり自分の頭の中もあやふやだったり）、少なくとも自分の頭の中はすっきりしました。

腎盂腎炎の治療についてもお話されていて、とても興味深いセミナーでした。