TEL 042-333-0009

時 間 午前9~12時、午後4~7時
休診日 火曜日・祝日

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猫の心筋症集中講義 第3回 2種類の拘束型心筋症

2023年04月07日

猫の心筋症集中講義 原因不明?!2種類の拘束型心筋症を受講しました。
講師は東京動物心臓病センターの岩永孝治先生でした。
猫の心筋症集中講義は全7回のシリーズになっていますが、今回はその3回目で拘束型心筋症についての講義でした。

岩永先生は拘束型心筋症のほとんどは心筋型と心内膜心筋型に分類されるとお話されていました。
心筋型とは心筋に異常な組織が浸潤してしまうタイプ、心内膜心筋型とは心内膜から心筋にまで線維性の異常な組織が形成されてしまうタイプで両方とも心室の拡張ができなくなるので拡張不全によって主に左房圧が上昇して循環障害が発症してしまいます。
他にも左房圧上昇に伴う肺静脈から左房への血液流入波形のS波、D波、A波の波形の変化のお話をされていましたが、今まで計測したことがありませんでした。これからは肺静脈から左房への流入波形の計測もしてみたいと思います。